現役外資系クルー脱コロナまであと14日

外資系客室乗務員@コロナ陽性記録

妖精になるまで〜2〜 隔離3日目

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隔離3日目

 

 

 

体温36.5度

少しの咳 まだ頭が痛い

夜よりも朝の方が頭痛がハゲしい。

 No下痢

 

薬の服用なし。

ここの看護師頭痛薬くれないイラっち。

 

 

 

今日はひたすら読書。

 

ちなみに読んでるのは

 

Richard Bransonの”Finding my virginity”

大物実業家の話

 

おすすめです〜

 

 

 

 

 

今日も血圧チェックとかは無し

 

 

絶賛おならはまだ無臭

 

 

 

 

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帰りのフライト。

 

 

お客さん35人とか。

 (仕事はクッソ楽だけど流石に涙出てくるよw)

 

 

 

私はビジネスクラスの半分を担当。

っつってもお客さんは3人。楽勝。

 

 

 

サクサクっと搭乗、サービスを終えてギャレーでクルーと一休み。

 

 

この時間で大体みんな一瞬マスクを外したり、新しいのに変えたりする。

 

うちの会社の暗黙の了解的な感じ。

コロナが始まってから、

サービスが終わったらマスク、手袋を変える。

 

これが絶対のルーティン。

 

 

チーフが鍵付きのファーストエイドの箱を開けて

「Guys~ change your mask please!」

って一人ずつ強制的に交換させる。

 

 

救急箱が鍵付きなのは、

クルーor 誰かが勝手に大量のマスクを機内から盗むのを防ぐため(笑)

 

 

 

 

 

ここでちょっと心当たりがある。

 

 

一人だけちょっとおかしいクルーがいたなあ。

 

 

 

いつも一人でいて、他のクルーとつるもうとしない。

 

 

 

しかも彼はマスクを変えなかった。(気づいた自分も気持ち悪いけど)

 

 

 

そーいえばサービス中も全然話さないし 

なんか人を避けてる感じ。

 

 

 

 

 

ずっと一人でいるから話しかけてみたら、

 

「俺今鼻声でおかまちゃんみたいに聞こえるからあんま話したくないんだよね」

「この前雨が降った時に傘持ってなくてびしょ濡れになって帰ったんだよ」

「昨日エアコンつけっぱなしで寝ちゃって喉が死んだよ」

「今日はPAXが少なくてよかった。ちょっと気持ちもブルーだ」

 

とか言ってて、

 

「鼻声でも誰も気にしないよ。あっちでみんなでおしゃべりしよう」

 

 

って言ったら

 

 

「うーん大丈夫」

 

 

私「ふーん、おっけー。あ、飴ちゃん食べる?」

 

 

日本から持ってきてた龍角散(カシス味)をあげた。

 

 

彼「ありがとう。これフロムジャパン?・・・何これ味がしないね。」

 

 

私「カシスとブルーベリー味だよ。」

 

 

彼「ふーん。変なの。ま、でもありがとう。」

 

 

 

 

こんな感じの会話を彼とした。

 

きっと風邪引いてるんだろうなーと思ったのを覚えている。

 

 

 

 

 

そのあともサクサクっとフライトを終えてベースに戻った。

 

 

 

 

 

自分の車で帰宅。

 

カツ丼を作って寝た。

 

 

 

 

 

 

今思うと、あの龍角散のカシスの味を感じないって、、、

 

なんか怪しいよね。